2011-01-01から1年間の記事一覧

少し苦戦

女性盤の東京タワー(リリーフランキー/著)みたいな本 また一つ,知らない女性の感性に触れた気がした 放蕩記 村山由佳/著

冷え込む雨の日に

人の心の中に潜む闇を上手く表現したホラーサスペンス. 寒くなるこれから,特に雨の日に読むといいかも. 九月が永遠に続けば 新潮文庫 沼田まほかる/著

嫌いじゃないかも

近未来を舞台に現実的な読みも不思議な国家システムの物語. かなり想像力が鍛えられる. 嫌いじゃないかも モダンタイムス 上・下 講談社文庫 伊坂幸太郎/〔著〕

お試しを

「サクリファイス」「エデン」の番外編 登場人物達のほろ苦い過去と未来の短編集 お試しを サヴァイヴ 近藤史恵/著 出版社名 : 新潮社

是非是非お試しを

サクリファイスの続編. 舞台はツール・ド・フランス. スポンサーや人種などの大人の事情を良いスパイスに前編以上の仕上がり. サスペンスの要素は若干低いが,かなり楽しめる1冊. 是非是非お試しを エデン 近藤史恵/著 出版社名 : 新潮社

是非お試しを

ロードレースの魅力満載のミステリー小説 まるでレース観賞をしたかの余韻が残る,臨場感とスピードのある物語 是非お試しを サクリファイス 新潮文庫 こ-49-1 近藤史恵/著

「大きな活字で読みやすい本」パート3

「大きな活字で読みやすい本」パート3 今回はミステリー. ・・・・ 文学賞受賞・名作集成⑥ 日本ミステリー文学大賞篇 監修 二上洋一 リブリオ出版 Xの被害者 : 土屋隆夫 よろいの渡し : 都筑道夫 眼中の悪魔 : 山田風太郎

お勧め度満点

「本の雑誌」2011年上半期1位 まさにハリウッド映画なみのジェットコースターSF小説. タイトルの通り衝撃的な残虐な内容も含め,いろんな事が学べる一冊. お勧め度満点. ジェノサイド 高野和明/著

この時期にピッタリ

秋雨のこの時期にピッタリの一冊. 「命」「死」に対するあたりまえだけど新鮮な物語. 猫鳴り 双葉文庫 ぬ-03-01 沼田まほかる/著

男性にお勧め

第145回直木賞受賞作 かなり「やる気」がもらえる一冊 仕事に対する考え方を再確認できる内容 男性にお勧め 下町ロケット 池井戸潤/著

家族持ちにお勧め.

肌寒くなるこれからの季節にもってこいな1冊. 心に染みる少しせつない7つのショートストーリー. 家族持ちにお勧め. ビタミンF 新潮文庫 重松清/著

責任と努力

「責任をとる」と言うが,起きた事を元に戻すことはできない. 極論を言えば,人の命に対して責任を取れるものは居ない. 医者・弁護士・お坊さん・パイロット・学者・政治家 どんな難しい職業でも責任は取れない. だから「努力」する. 責任を取れないから…

ノンフェクションに苦戦

今まで知らなかった沖縄の歴史が読める1冊. 半分以上がやくざ絡みで内容濃厚. ジャーナリストの凄さを実感. ただ,個人的にノンフェクションは苦手なので下巻はまた今度. 沖縄だれにも書かれたくなかった戦後史 上 集英社文庫 さ48-1 佐野眞一/著

大きな活字で読みやすい本パート2

職場の医師より借りることになった「大きな活字で読みやすい本」パート2 芥川賞はやはり私には難しい. 純文学の良さが判らない.残念. 文学賞受賞・名作集成① 芥川賞篇 監修 二上洋一 リブリオ出版 闘牛 : 井上靖 密猟者 : 寒川光太郎

大きな活字で読みやすい本

職場の医師より借りることになった「大きな活字で読みやすい本」 直木賞の読み易さを改めて感じる1冊となった. 1作目の高安犬の話が特にお勧め. 文学賞受賞・名作集成⑦ 直木賞篇 監修 二上洋一 リブリオ出版 高安犬物語 : 戸川幸夫 時代屋の女房 : 村松…

これはすごく面白い

これはすごく面白い,連結短編小説. 少しクスグッタイでもあったら良いなと妄想してしまう物語. ついつい読み返したくなる衝動が堪らない. 阪急電車 幻冬舎文庫 あ-34-1 有川浩/〔著〕

医療職は必見

職場の回覧で出会った本. 目にうろこ.医療職の方は是非読んで欲しい1冊. 「ことば」の重要性を再確認!! 人間的な良い医療を目指して 実地医家のための会 創立者 永井友二郎

読み易いが?

第144回 芥川賞受賞作 清楚で心地良い思い出が堪能できる一冊 でも 正直,芥川賞作は私には難しい!! きことわ 朝吹真理子/著

決して鉄道の話ではありません

第144回 芥川賞受賞作 現代風「蟹工船」? 読み易いが人に伝えるのが難しい. 決して鉄道の話ではありません. 苦役列車 西村賢太/著

緩やかな波紋

第144回直木賞作 とてもせつない少年達の物語. 中盤過ぎまでのもやもやした溜が後半一挙に稼働する. 幼い心の闇だけに緩やかな波紋を生み出す. 月と蟹 道尾秀介/著

いいかも

第144回直木賞受賞作 梅雨の時期にピッタリな時代小説. 表現し辛い花魁の何とも言えない余韻が残る一冊. いいかも. 漂砂のうたう 木内昇/著

何も残らない

電子版で堪能 話題作だけにストーリーは盛り上がる。 マニアル本や啓発本と若干違う面白い試み ただ、何も残らない もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら 岩崎夏海/著

つい涙

哲学的な短編小説。 答えが出そうで出さないのが作者らしい。 「冬の人形」でつい涙が。 マボロシの鳥 太田光/著

残念

好きな著者だが、今回は残念。 純平、考え直せ 奥田英朗/著

かなりお勧め

とくに医療関係者の女性にお勧め。 人生観が変わるといっても言い過ぎではない。 ミステリーより、新たな知識が増える喜びが大きい。 インターセックス 帚木蓬生/著