2009-01-01から1年間の記事一覧

読む価値十分

「風車祭」の原作的小説。 沖縄の独特な個性満載。読む価値十分。 バガージマヌパナス わが島のはなし 池上永一/著

チョーお勧め

少し前の日本を舞台に世の中の歪みを多彩なキャラクターで表現した読み応え満点の物語。 久しぶりのチョーお勧め!! オリンピックの身代金 奥田英朗/著

かなり疲れた

想像力にビックリする近未来SF小説。 あまりの展開の激しさについていけず かなり疲れた。 シャングリ・ラ 池上永一/著

一度は読んでみたら

話題作だけのことはあり文章はかなり上手。 内容は面白いが説明が難しい。 一度は読んでみたら 1Q84 村上春樹/著

読んで損はない

日が昇る前の薄明るいイメージ。 なぞ解きの前にある程度感ずいてしまう内容なのに決して厭じゃない。 読んで損はない。 重力ピエロ 伊坂幸太郎/著

タイトルに涙

ある医師の癌闘病記。 職場の医師が薦めるだけのことはあり読み応え十分。 新たな癌及び死に対する一つの考え方が増える一冊。 できれば晴れた日に 板橋繁/著

梅雨に最適

特殊な能力を持つ1人の男性の死を追いかけるミステリー小説。 ミステリーなのに穏やかな印象を受ける不思議な物語。 水のイメージがとても心地よく梅雨に読むのに最適。 ただやたら睡魔が襲う。 きのうの世界 恩田陸/著

あるべき姿

医療職のあるべき姿? 職を行なう上で重要なことは需要と供給のバランス。 医療職においては 需要は限りなく少なく。 (病や怪我で苦しむ人は出来ればいない方が良い) 供給は出来るだけ大きく。 (病や怪我で苦しむ人は全て治したい) を求める。 バランス…

目標と方法

「目標」を持って行動することは良いことだと教わってきた。 事実とても必要かつ重要だと思う。 ただこの「目標」、時によっては障害になる場合がある。 そこで「目標」を「方法」に変換することでこの障害を無くしたい。 例えば「ダイエット」。 失敗として…

読み易いがストレス有

さすがと思うほど読み易い文章で怪奇的な物語。 後悔するほど悪質では無く「厭」という感じがピッタリ。 厭な小説(祥伝社) 京極夏彦/著

好印象

二点三点とどんでん返しがあるミステリーな恋愛小説。 恋の為友情やモラルを捨てる登場人物達がなぜかすべて好印象に感じるのがとても不思議。 誰かヒロイン (双葉文庫) 連城三紀彦/著

息抜き

息抜きにはもってこいの一冊。 メディアで話題なった大物が題材になっていてとても面白い。 町長選挙 奥田英朗/著

少し残念

女性らしい柔らかい文章に人間の弱さ醜さ愚かさが鋭く盛り込まれているギャップが凄い。(鳥肌もの) ただ、後半強引に終りに向かうのが残念。 告白 湊かなえ/著

非常に重い

直木賞作だけあって読みやすい文章。 ただ、非常に重たい内容。 死に対する一つの考え方として読む価値は高いが、人にはおすすめ出来ない。 悼む人 イタムヒト 天童 荒太/著

読む価値十分。おすすめ!!

茶道の凛とした感じが絶えず文章から湧き出し、読むたびに背筋が伸びる。 最後の1ページに全てが凝縮され、新たな利休像が生まれる本。 読む価値十分。おすすめ!! 利休にたずねよ 山本兼一/著

どんでん返し短編小説

どんでん返しが面白いミステリー短編小説。 旧日本陸軍をうまく表現し、スパイの奥深さを改めて把握できる一冊。 ジョーカー・ゲーム 柳広司/著

偉大な二冊

沖縄の歴史(琉球王朝)のことが良くわかる教科書みたいな物語。 首里城の見方や琉球の偉大さが凄く伝わり、沖縄を知るには欠かせない二冊。 政治に対する感覚もかなり変わるかも? テンペスト(上・下) 池上永一/著

摩訶不思議

新都心が出来る前の沖縄を舞台にしたSF小説。 ユタやノロなど沖縄固有の風習やアメリカ基地との独特の関係を上手く物語りに反映し なんとも言えない現実感のある摩訶不思議な物語。 レキオス 池上永一/著